今月の一冊:『Eugène Atget: Paris』

今月の一冊

フランスの写真家ウジェーヌ・アジェの『Paris』

「近代写真の父」と言われてるとかなんとかで、ロックでいうロバート・ジョンソンみたいなもんかな、なら一応見とくかくらいのテンションで買ったんだけど、これは買ってよかった!
パリの街並みをただ淡々と撮りまくってた人ってくらいの理解だったので、そんなに期待してなかった。
写真集の構成が地区ごとに分けられていて、100年前のパリのストリートビューみたいに見ても楽しいし、スナップみたいな写真もあってそれがまたかっこいい。

多分アジェは自分のことを写真家とか思ってないだろうから、個性とか作家性みたいな意識は無かっただろうけど、大量の写真を見ていると流石にこの人らしさを嫌でも感じさせられる。
その感じ方が押し付けがましくなくて非常に心地よかった。ずっと見てられる。

ガラス乾板のカメラだったみたいで、そんな重たいものを担いで移動して8000枚も撮っているんだから、フルサイズ一眼レフ重い!ミラーレス欲しい!GR欲しいとか言ってる場合じゃないな。GR欲しい。

中に書かれている解説がフランス語で「読めねぇよ」と思ってたらちゃんと英語でも書いてあった。まぁそれでも読めないけど。
あとついでにドイツ語でも書いてある。

分厚い。670ページくらいある。ほぼ辞書。

しおり付き。

これは一家に一冊のやつ。