先々月の一冊:『for my mother』

中国の写真家、任航(レン・ハン)の死後初の写真集。


彼のことを知ったのは、父親にミノルタのCAPIOSというカメラをもらって、そのカメラについて調べている時でした。
コンパクトフィルムカメラを使って、中国でタブー視されているヌード作品を撮っていた人でした。

「でした」というのは、残念ながら2017年に自殺で29歳で亡くなられてしまった。

この人の写真集を見てみたいなと思って探しても、なかなか手に入らず、そのうちに、なんてのんびり構えていたら亡くなられたことで値段が跳ね上がってしまい、「あぁ、もう買えないのか」と諦めていたら、ようやく新しい写真集が発売されるということで予約して買いました。

なんですが、掲載されている写真の数枚が、なんかネットで拾ってきた小さき画像を無理やり引き伸ばしたかのようなガビガビの荒い写真があって、こういう作品なのかどうなのかがよく分かりませんが、びっくりしました。
作品と画質ってそんなに関係ないとは思ってるけど、さすがにこれで発表するとは思えないほど。

死後の作品集ということで、本人が関わっていない写真集なのでこうなっちゃったのかなぁ。それともこういうもん?