毎月一冊ずつ買っている写真集、今月は『何かへの旅: 1971-1974』
いつも「来月はこれにしよう」となんとなく決めているけど、その通りに買ったことがなかった。今回はじめて前の月に決めていた通りに森山大道の写真集になりました。とは言ってもどの作品にするかまでは決めてなかったけど。
本屋で立ち読みしたりネットで検索したりで色々調べて見たけど、この人作品多すぎてなかなか決められなかった。
条件は最近のじゃないやつにしようかなぁ、くらいだったのでこれは古本で購入。決め手としてはタイトルがいいから。
アサヒカメラに連載されていたものをそのまま復刻した内容で、森山大道の特集をノートにスクラップしたみたいな。
“そして、30代前半のこだわりの多くは「写すとは何か?」だった”
帯の言葉もかっこいい。
というかこの人は文章も良い。
森山大道の写真見たら誰でも真似したくなるんじゃないか、と思える。
そして、当然全く真似できてないことに気づいたり。
この時期に発売された、写真を解体し尽くしおよそ写真とは思えない作品まで収録し、その出版後スランプになったと言われている「写真よさようなら」もそのうち欲しい。
これは2ヶ月連続で森山大道もあり得る。