昨日は人としての調子がすこぶる悪かった。
いくら寝ても眠い。ぼーっとしている。まだコーヒー豆は切らしている。
カレンダーを眺めていて、あ、結婚記念日1ヵ月以上も過ぎてる、と焦ってあたふたして、確認したら実は2ヵ月先だったり。
そんな日にAmazonからの荷物が届いたのかと思って応対に出てみると、NHKの契約を取りに来た訪問員で。
ぼーっとした頭で聞かされる丁寧で遠回りな話の内容は、意味を脳で拾うことが全くできずに、少しイライラして、「ちょっと何言ってるかわからない」とサンドウィッチマン富澤のようなことを言ってしまい、そもそもうちはテレビを置いていないので契約することなくお引き取り願って、ああこちらの都合で強く当たってしまったな申し訳ないなと反省したりなど。
書いた日記もツイートで宣伝することもなくしれっと更新。まあ奥さんが読んでくれたらそれでいいしな、なんてだいたいにおいてやさぐれた一日だった。
奥さんが登山に行ってきた。夫婦共通の趣味なんだけど、奥さんは知り合いの人と行ったりもする。ボクは奥さんがいない状態で登りには行かない。
あったかくなってきたしそろそろ登り始める時期だな、でもいまいち登りたくならないな。
そんなわけで、Amazonで注文して先程届くと思ってた本が「トレイルズ」
副題に“「道」を歩くことの哲学”とあって、自分を奮い立たせるのに良さそうかなと思って購入した。
そういえば最近はまたKindleではなく紙の本を好むようになってきた。
単純に読んでる意識が強くなってより楽しめるから、というだけの理由。
そもそも趣味なんだから無理にモチベーションを上げてまで行かなくても、という気もしなくもない。
登山って何度も登った今でも何がいいのかがうまく説明できないし。
でも、登っているときに「ああ登山っていいなあ」と思うことをボクは知っているので少しくらい無理をしてでも登りたい気持ちはある。
「自然の中を歩くのは気持ちいい」とか「苦労してやっと頂上についた時の達成感」とか「カップラーメンがとてつもなく美味しい」とか「せっかく高い山道具を揃えたんだから使わないともったいない」とかとか。
どれもその通りなんだけど、どれもおまけ的な要素に感じて、ボクが感じている良さとは少し違う気がする。
うまく頷ける理由が見つかればいいな。
誰を説得するわけでもなく自分が楽しければいいんだから無理に言語化する必要はない気もするけど。
あ、そういえばコーヒー豆がようやく今日届くな。