20210407

唯一見るアニメ、「のんのんびより」の第三期がついに終わった。
率直に感想を言うと「不完全燃焼」
第8話あたりまでは、まだ本気出してないだけ。この後爆弾が用意されているはず、と思いながら観ていた。
第9話くらいからあれ?と思い始め、それ以降はNetflixでの配信が始まってもすぐに観ることがなくなっていった。

第一期なんてなんの情報もなく、キャラクターに対する思い入れもできていないのにも関わらず、第一話で号泣した。
転校生の蛍の心境が、放課後に残しておいた桜餅を持って山道の暗い木々の間を登っていくみんなに不安そうに躓きながらついて行き、そこを抜けた瞬間、目の前に満開に咲く一本の大きな桜を目にした時、、なんて思い出しただけで泣ける。
それ以降も数話ごとに泣いた。

でも第三期では一度も涙を流すことはなかった。
新しいキャラクターにも馴染めないままだった。
なのに最後にこれからはこの子がこの学校の中心になるんだ、みたいに描かれていたように感じて少し寂しくなった。
ずっと主役4人のほのぼのとした毎日が続いていくと思っていた。
なぜかドラゴンボールで最後、これからの地球を守るのはウーブだ、という話で締められたのを思い出した。

よくわからないけど、終わらせるために作られたんだなと。れんちょんは永遠に2年生にならないと思っていたのに、最終話で進級した。のんのんびよりは終わらないメビウスの輪の上に描かれた物語じゃなく、ちゃんと進んでいく。だから「のんすとっぷ」
「のんすとっぷ」と言う名の終わり。
そういうことにした。
たぶん第三期を再び観ることはないと思う。なんかありがとう。

これを書いているときNetflixを確認してみたら、OADが配信されていたことに気がついた。あと2話、まだ終わってなかった。

今日、甥の中学校の入学式があったとLineに写真が送られてきた。入学おめでとう。