2018年1月の一冊

毎月一冊写真集に買うっていうやつですが、今月は「アンリ・カルティエ=ブレッソン写真集成」(岩波書店)になりました。


今月も予定とは違う写真集を買う羽目になりましたが、見つけてしまったものはしょうがない。
アンリ・カルティエ=ブレッソンといえばストリートスナップ写真のバイブルともいうべき「決定的瞬間」が有名ですが、この「写真集成」は回顧展に際し公式カタログとして刊行された本の日本語訳版ということで、オールタイムベストアルバム3枚組てな感じのボリューム感!
見たことない写真やデッサンなどもたっぷり掲載されていて満足度が高い。
どんなジャンルでも「なんでこの人がすごいってことにされているんだろう?」てな具合によくわからん場合がたまにあったりしますが、この人の場合は「すげーなおい」ってなる。ビートルズみたいなもんかね。「最初に全部やってるやん!」みたいな。

最近インスタばっかり見すぎて、なにがいい写真だとかがよくわからん感じになってしまいそうでしたが、忘れそうになっていたものを思い出させてくれました。危なかった。
この「アンリ・カルティエ=ブレッソン写真集成」を繰り返し見て、これらの構図の教科書みたいな写真の数々を頭の中に刷り込んでおきたいと思います。